行政書士試験は過去問の勉強のみで合格できるのか?
疑問に感じている方もいらっしゃると思います。
その疑問を解いていきます。
過去問のみで合格できる?
行政書士試験を受験するに際して過去問のみで合格したいのではないでしょうか?
確かに過去問のみでの合格はできます。
但し、法律系の資格の勉強が初学者でないことが条件です。
例えば、司法試験、司法試験予備試験、司法書士試験の受験経験者等は過去問のみで合格できます。
なぜなら、それらの法律系の資格には憲法、民法、商法(会社法)等の重複する科目があり、それらの科目を現在も勉強中又は勉強していたからです。
それ以外初学者の方は過去問のみでは合格することは非常に難しいことです。
初学者の方はテキスト、参考書、過去問集を購入して基礎から勉強しましょう。
では、初学者以外で合格するために効率よく勉強するにはどうすればいいのか?
それは、行政書士試験の過去問を繰り返し勉強する方法です。
「その方法で合格できるの?」と疑問を抱く方もいらっしゃるでしょう。
確かに、その方法で合格するのは難しい、易しい等様々な意見があります。
結局のところ受験する方の受け取り方次第です。
私の見解としては、行政書士試験は法律を勉強する上での初歩的入口なので過去問のみで十分に合格できると考えています。
しかし、過去問のみで合格できるといっても落とし穴があります。
なので、過去問を繰り返して合格できると実感しても気を引き締めて本試験まで勉強し続けましょう。
初学者以外は過去問のみで合格可能
上記でも言ったとおり法律系の初学者以外は過去問のみで合格可能です。
しかし、過去問をただ単に読むだけでは合格は不可能です。
合格するには、問題に対する理解が必要です。
過去問の解説を理解するまで繰り返し読み続けて下さい。
②解説を読む。
③①から②を3回繰り返す。
④理解できなかった問題を再度解く。
⑤予想問題集を買い実力を試す。
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初学者は過去問ではなく、まずは基礎固め
法律系の初学者は過去問のみの勉強では合格は難しいでしょう。
なぜなら、いきなり過去問を解いてみても法律用語が最大の壁になり問題の意味すら理解することができないからです。
理解できない法律用語をインターネット検索や法律用語辞典で調べたとしても理解するのに相当な時間がかかります。
つまり、法律用語を理解して脳に記憶させるために根気が必要なので精神的にも疲れてしまいます。
また、それが理由で行政書士試験の受験を諦めてしまうことにもなりかねません。
そういうことを考慮すると過去問に挑戦する前に基本となるテキスト、参考書で勉強することが必要なのです。
もっとも、初学者で短期合格するには、通信講座や予備校を検討した方が良いでしょう。
短期合格できる予備校
行政書士試験で合否を決める問題は記述式及び一般知識です。
①記述式は問題が3問で、点数が1問20点。
②一般知識には足切り(基準点)あり。
しかし、独学での勉強ではそれらの問題で確実に点数を稼ぐのは非常に困難です。
なぜなら、一般知識の問題は範囲が広いため予想ができないからです。
そういう時に役に立つのが予備校です。
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