偽システム警告
注意していただきたいことがあります。
それは、検索して自分が閲覧したいホームページ(Webページ)をクリックすると突然ホームページに偽システム警告が表示され慌ててブラウザを閉じようとしても閉じることができないが、更新ボタンのみはクリックできる場合です。
インターネットを利用すればいずれかは遭遇する可能性があります。
私の場合は、GoogleのSearch Consoleの「サイトへのリンク」で無断で自己サイトにリンクされている怪しいドメイン(例 ○○.com)を発見したので、カーソルをそのドメイン表示の上に移動すると英語表示のホームページが表示されているので、そのホームページをクリックしてみました。
すると、突然、下の画像がブラウザに表示されて慌ててしまいました。
しかし、冷静(下記の独り言のように)になりWindowsが正常に機能しているのに変だと感じ取りました。
システム警告
× Windowsセキュリティシステムが破損しています
Windows7によってWindowsシステムが古くなり破損していること
が検出されました。
ファイルが削除されないように、指示に従ってすぐに修正してくださ
い。
私と同じような素人が記述したような文章等(特に上の画像の赤枠部分)であったので完全に偽システム警告だと思いました。
お待ちください
お使いのコンピューターは、安全が確保されて
いません。直ちに問題を修復する必要がありま
す。このページに留まり、注意深く指示に従っ
てください。
警告!
あなたは、Windowsドライバを更新していません。
あなたのファイルが完全に削除される前にそうしてください。
我々はドライバを更新するまで、あなたがこのページを離れないこと
を強くお勧めします。
偽システム警告の正体?と対処法
偽システム警告に対処するために行ったことは、次の通りです。
・Windowsの閉じる「×」のボタンをクリックして、ブラウザを閉じることができるか?
Webページからのメッセージのダイアログの「OK」ボタンをクリックするとシステム警告のダイアログ(上の画面の背面)が現れ更新をクリックするように促してきます。
× Windowsセキュリティシステムが破損しています
Windowsシステム:Windows7
ご注意:Windowsセキュリティによってシステムが壊れていること
が検出されました。ファイルは:225秒で削除されます
必須:下の[更新]ボタンをクリックして、最新のソフトをインストー
ルしてスキャンし、ファイルが保護されていることを確認してくださ
い.
そこで、更新ボタンを拒否して、右上の閉じる「×」をクリックしブラウザを閉じようとしてもブラウザのボタンが反応しブラウザを閉じることができないと思います。
慌てているうちに(1,2秒すると)再度同様のホームページ(Webページ)から偽システム警告のダイアログが表示されて無限ループに陥ります。
閉じる方法は複数存在しますので、そこで焦ってOKボタンをクリックした後で決して更新ボタンをクリックしないようにしてください。
・Ctrl+F4キーを押して偽システム警告サイトから移動できるか?
ホームページ(Webページ)からのメッセージのダイアログを「×」又は「OK」で消して、すばやくCtrl+F4キーを押すと以下の画像が現れます。
移動をクリック、これで閉じる「×」のボタンをクリックしなくても解決します。
①Windowsのスタートアイコンをクリック
②シャットダウン右側の「▷」をクリック
③再起動をクリック
※スマートフォンの場合も再起動で処理できる
・実験で再度ホームページを表示させ、Ctrl+F4を押してみると?
その結果、偽システム警告は表示されることなくアダルトサイトが表示されます。
つまり、英語表示のホームページをクリックすると偽システム警告が表示されるホームページの正体?は、アダルトサイトでした。
これはあくまでも更新ボタンをクリックしてではなく3回程度同じホームページを繰り返しクリックしブラウザに表示させた結果、偶然にアダルトサイトのホームページが表示されたということなので、更新ボタンをクリックした場合は、下記の例の通り違った結果になります。
また、ブラウザに表示されたアダルトサイトは一つの例ですので、何度ホームページを表示させても偽システム警告表示の場合もありますのでお気を付けください。
インターネットの世界では日々人々を騙そうと新種の偽システム警告が開発されていますので、突然「システムが破損してます」や「ウイルスに感染しています」等の偽システム警告に遭遇しても指示に従わないでください。
なぜなら、インターネットを利用するのに不都合がないのに突然の偽システム警告の遭遇は常識からして変なことだからです。
もし遭遇した場合、まずは、上記のように偽システム警告を回避してそれでもパソコン等を利用するのに不都合があるのならばパソコン等の製造メーカー、修理業者(パソコン・スマホ・タブレット設定・修理をまとめてサポート!全国対応 G・O・G)等に相談してみましょう。