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行政書士試験を独学で合格するための勉強方法

行政書士試験に合格するための勉強方法はいろいろあります。

その中の一つの例を紹介します。

勉強方法

最初に、テキストをひと通り読みましょう。

そして、テキストを読んでいる途中で意味がわからないことがあったとしてもかまわずに読み進んでください。

テキストをひと通り読み終わったら過去問集を解いてみてください。

つまり、テキストを何回も読む必要はなく1回読んで過去問集を解くということです。

するとテキストで読んだことが過去問集に問題として出題されていることが分かります。

正解できるかどうかは別の話ですが、ひと通りテキストを読んでいるので過去問集を解くことは可能です。

次に、過去問集を解きましょう。

そして、過去問集を解き終わり解説を読み進んでいくうちに、「この過去問選択肢に関連するキーワードはテキストのこの辺りのページに載っていた」と急に思いつくこが度々あります。

その時に選択肢に関連するキーワードを即テキストで確認して読み返すことです。

そうすることによって記憶が定着し正解を導くことが可能になるのです。

テキストは何回も読む必要はありません。

ひと通り読むことで良いのです。

テキストはひと通り読んでしまうと普通は飽きてしまいます。

それでは勉強する気力が持続できなくなってしまいます。

なので、気力を持続させるために過去問集のように実戦形式で解いていくことがモチベーションを向上させるための一つの手段となるのです。

つまり、テキストは過去問集を解く上での補助的なものと考えれば良いのです。

しかし、過去問集に関しては繰り返し解いて解説を読み、曖昧なところはテキストで確認し見直すようにして下さい。

択一式の勉強をするにあたって

行政書士試験の本試験の択一式は、5つの選択肢の中から妥当な2つの組み合わせを選ぶ問題や5つの選択肢の中から妥当な肢を1つ選ぶ問題等が出題されます。

そして、択一式には法令等科目と一般知識等科目があります。

択一式

・法令等科目 基礎法学、憲法、行政法、民法、商法(会社法)

・一般知識等科目 政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解

法令等科目の勉強をするにあたって法律用語の意味がわからないという壁にぶつかります。

テキストや過去問集で勉強していていくら考えても法律用語の意味がわからないために問題が解けなくなるのです。

その時に、法律用語辞典やインターネットで検索して法律用語の意味を調べるようにしましょう。

一般知識等科目は、一見範囲が決まっていて簡単そうに見えるかもしれません。

しかし、年度によっては文章理解以外、常識外れの問題が多数出題されることがあります。

そのことを考慮して現代社会の状況をニュースやインターネット検索で日々確認しアンテナを張り巡らせましょう。

そうすることによって過去問題集以外で試験対策をカバーすることができます。

多肢選択式の勉強をするにあたって

多肢選択式は、判例等の文章が記載されていて語句を入れる空欄があり、その空欄に補充するという形式で出題されます。

20の選択肢がありその中から妥当な語句を選択すればいいので自分で語句を考え記入する必要はありません。

20の選択肢から答えを導かなくてはいけないので難しいと考えがちですが決してそうではありません。

選択肢が単に増えるというのみで過去問集で問題を解いて勉強すれば特に対策は必要ありません。

特徴は憲法と行政法から出題される傾向があります。

なので、憲法と行政法の重要判例を日頃から読み込んでいれば問題なく正解することが可能です。

8割以上正解するように努力しましょう。

40字記述式の勉強をするにあたって

行政法と民法から3問出題され、1問20点という高得点です。

稀に憲法からも出題されることもあります。

避けて通れない壁です。

試験問題の問題文自体は、択一式をある程度勉強している方は理解できます。

しかし、問題に対する自分なりの答えを解答用紙に記入して文章にすることが案外難しいのです。

問題文を理解し、条文や判例を暗記することができれば問題集自体を購入する必要もないのですが普通では無理です。

文章力を身に付けるためにも問題集を購入し実際に解いて文章を書く練習をしましょう。

しかし、完璧に覚える必要はありません。

完璧に解答を書くことができなくても部分点をもらうことができます。

たとえ、試験本番で完璧に解答を書ける自信がなくても書ける部分は数行でも書いておきましょう。

それが、合否を左右することになるのです。

一発合格のための予備校や通信講座

行政書士試験は独学でも合格できると認識していても一発合格したい方や独学の勉強に不安という方もいらっしゃるかと思います。

そういう方には予備校や通信講座は最適です。

金銭的な負担の問題はあります。

しかし、それ以上に独学で勉強するよりも合格できる可能性が増します。

金銭的な余裕がある方は、予備校や通信講座を選択するのも良いのかもしれません。






行政書士

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