コンテンツへスキップ

行政書士試験は難関資格?


行政書士試験は難関資格?

行政書士試験は法律の資格試験の中では比較的簡単に合格できる試験です。

合格率が10パーセント前後で難しい試験に感じる方が多いと思います。

しかし、実際のところは違います。

なぜなら、不合格になる方は一生懸命に勉強することなく試験に挑戦している方も多数存在するのです。

そして、基準点に達すれば誰でも合格できます。

基本的に基準点300点満点中180点を超えれば合格となります。

つまり、6割を超えれば他の受験生と競争することもなく合格できる資格試験です。

また、一生懸命に勉強している方は受験すれば3回以内に合格できるようなレベルの試験です。

そのような資格試験を大げさに難関資格と言うならば司法試験や司法書士試験等は超難関資格の部類に入るでしょう。

結論として行政書士試験は難関資格ではなく普通レベルの試験です。

行政書士試験は、他の法律系の資格試験を受ける際の入門試験として活用するのが適当です。

しかし、普通の資格試験のようにそこ数週間で合格できるような試験ではありません。

予備校や通信講座を利用するかどうかは別の話として独学で勉強するのであれば怠けることなく毎日コツコツと時間を決めて勉強することです。

たとえ、30分、1時間でも勉強を継続することが大切です。

一気に試験一週間前に勉強して合格しようという考え方はやめましょう。

いかに行政書士試験が普通レベルの試験と言えども合格はできません。

超簡単な資格試験の勉強ではないのです。

そのことをしっかりとわきまえておけば独学でも合格できます。

試験範囲が広いから心配?

行政書士試験の試験範囲が広いので合格するのは難しいと単純に思っている方心配しないでください。

試験範囲が広いのは行政書士試験に限りません。

司法試験、司法試験予備試験、司法書士試験、公務員試験等の試験範囲は行政書士試験より試験範囲が広く難関資格なのです。

それらの難関資格と比較すると心配する必要もありません。

試験時間も3時間と短くすぐに試験が終了してしまいます。

試験科目は以下のとおりです。

行政書士試験の試験科目

・基礎法学

・憲法

・行政法

・民法

・商法(会社法)

・一般知識

それに対して司法書士試験の試験科目を例するので比較してみて下さい。

司法書士試験の試験科目

午前の部(2時間)

・憲法

・民法

・刑法

・商法(会社法)

午後の部(3時間)

・民事訴訟法

・民事保全法

・民事執行法

・司法書士法

・供託法

・不動産登記法

・商業登記法

これで行政書士試験の試験範囲が広くないことが理解できたかと思います。

過去問を利用して勉強

独学で勉強する場合は、過去問集を買って勉強しても合格できるでしょう。

六法全書、判例六法等の辞書は必ずしも必要ではありません。

なぜなら、パソコン・スマホ・タブレットがあればインターネット検索して条文、判例等を閲覧することが可能だからです。

また、過去問集に合格に必要な解説が書いてあるので、極端に言えば辞書等で調べることもありません。

以下のシリーズ本を購入して勉強すれば独学でも合格できます。

・楽天

2022年度版 合格革命 行政書士 肢別過去問集 [ 行政書士試験研究会 ]

価格:4,180円
(2022/9/13 11:03時点)
感想(5件)

・Yahoo!ショッピング
2022年度版 合格革命 行政書士 肢別過去問集

・Amazon
2022年度版 合格革命 行政書士 肢別過去問集

そして、予想模試で実践感覚を身に付け本試験に備えましょう。

まったく同様の問題は出題はされません。

しかし、類似の問題は出題されます。

予想模試で合格点を取れば本試験での合格の可能性は格段に高まります。

なぜなら、本試験で出題されるレベル程度の問題を予想模試では出題しているからです。

極端に言えば予想模試で合格点(180点)を超える実力があるならば独学で合格できます。

注意してもらいたいのが法令等科目と一般知識等科目の基準点です。

行政書士試験合否判定基準

法令等科目の得点 122点以上
一般知識等科目の得点 24点以上
全体の得点 180点以上

行政書士試験の勉強をされている方は、腕試しに予想模試をやってみよう。

・Amazon
2022年版 出る順行政書士 当たる! 直前予想模試

・Yahoo!ショッピング
2022年版 出る順行政書士 当たる! 直前予想模試

・楽天

2022年版 出る順行政書士 当たる!直前予想模試 (出る順行政書士シリーズ) [ 東京リーガルマインドLEC総合研究所 行政書士試験部 ]

価格:1,760円
(2022/9/11 09:31時点)
感想(6件)

模試で腕試し

予想模試に加えて予備校の模擬試験も受験してみよう。

予想模試や予備校の模擬試験を受験することによって現在の実力を確認することができます。

それに加えて自分がどれくらいの時間で試験終了できるのかの確認もできます。

それらを確認することによって今後の勉強方法や時間の配分等を考えることができ、より合格に近づくことができます。

特に予備校の模擬試験は本番に近い設定がされているので少なくとも一度は受験してみて下さい。

模擬試験は各予備校で実施されているので模擬試験の日程を確認し、受験する日を決めましょう。

行政書士試験の合格はそれほど難しくない

行政書士試験の問題は難しい問題も稀にあります。

しかし、難しい問題は諦めて簡単で基礎的な問題を取りこぼさないようにすれば合格は難しくはないのです。

行政書士試験は合格基準をクリアすれば確実に合格できます。

他の受験生と競い合う必要もないのです。

こんなに気楽な法律系の試験は是非とも受験するべきです。

合格しておけば就職に有利になったり、独立開業することも可能になるのです。

関連記事 行政書士試験は自己流の勉強方法によって独学で合格できる?

一発合格希望の方

世間で言われているほど行政書士試験は難関資格ではありません。

しかし、人気がある、それに加えて合格しやすい資格試験でなのです。

一発合格を狙いたい方は予備校や通信講座はおすすめです。

社会人で仕事をされている方は勉強をする時間を確保することが難しいのが現状です。

仕事がある日は1~2時間程度、仕事がない日は5~10時間程度が勉強する時間になるのではないでしょうか?

その時間を有効活用したい方は、予備校や通信講座を利用しましょう。

予備校や通信講座は短時間で合格するために考え抜かれた勉強方法を採用しているので怠けずに一生懸命勉強すればほぼ合格できること間違いなしです。

つまり、合格基準点を超えれば他の受験生と競争することもなく誰でも合格できる普通レベルの資格試験です。

お金がかかるのがデメリットですが、行政書士試験を一発合格して速く他の法律系の資格試験に挑戦したい方には予備校や通信講座は良い手助けになるかと思います。

島田博士行政書士事務所



 



 

 


 

 

202207_STUDYing_共通999

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA