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行政書士試験に合格しても役に立つ資格なの?

行政書士試験は、誰でも受験可能で、とても人気のある資格です。

しかも法律系の資格です。

その人気の反面、疑問に思うこともあるでしょう。

例えば、行政書士試験を受験することが「本当に役に立つ資格なのか?」です。

自分なりに検討してみたいと思います。

最初に行政書士試験を受験したいが?

法律系の資格を受験希望の方は、最初にどの資格から取得すれば良いのか悩むところだと思います。

司法試験(司法試験予備試験)・司法書士・行政書士等様々な資格があります。

その中で一番合格しやすい資格、行政書士試験を選択する方もいらしゃるかと思います。

確かに法律系の資格の中では比較的に簡単です。

しかし、法律に深い知識を持ち合格する自信があるならば司法試験を受験して合格した方が遥かに仕事の幅が広がります。

それに対して行政書士試験に合格して行政書士になったとしても業際といって他の士業の独占業務の仕事は出来ないという制約が付いてまいります。

行政書士は仕事の幅が広いようで、お金を稼げる需要がある仕事にありつける選択肢が少ないのです。

そう考えると行政書士試験を受験しても役に立つ資格ではありません。

他の法律系の資格の勉強をして受験した方が将来のためには良いのかもしれません。

しかし、それでも他の難関資格を受けるためのステップアップにしたい等、行政書士試験を受験したいという方もいます。

確かに行政書士試験に合格すれば他の難関資格の合格のための勉強に弾みが付きモチベーションが上がります。

しかし、どのような理由があるにしろ人気がある資格なので受験して損はありません。

また、人によっては行政書士試験を合格することによって他の法律系の資格を取得する起爆剤になるかもしれません。

他の士業と兼業すると便利か?

行政書士試験に合格して登録しいざ行政書士になったとしても業際と言って他の士業の独占業務を行うことができません。

なぜなら、行政書士法違反になるからです。

そのために、仕事の依頼が舞い込んできても他の士業と協力をしなければ仕事の完結ができない仕事が多数で不便な点があります。

そこで他の士業の資格も取得することも検討しましょう。

資格試験に合格すれば行政書士との兼業も可能になります。

そうすることで他の士業と協力することなく仕事を完結することができます

例えば、行政書士と他の士業の司法書士、税理士、社会保険労務士等を組み合わせて兼業すると仕事を完結することができる仕事が増え便利です。

行政書士試験に合格すると法律の知識が身に付くか?

結論から申し上げますと法律の知識が身に付いていないで合格する方が大半です。

確かに重要な条文や判例は試験に合格してから少しの間は記憶しているかと思います。

しかし、合格の後しばらく経つとほぼ忘れてしまいます。

それで日常生活において法律の知識を生かすことができるかというと生かすことなんてほぼできません。

つまり、行政書士試験に合格しただけでは法律の知識も身に付いておらず、かつ法律の知識を応用する能力はないのです。

なので行政書士になりたい方は、行政書士試験に合格した後も法律の勉強をする必要があります。

独学か? 通信講座か? 予備校か?

いざ行政書士試験の受験を希望するとなると「独学にしようか?通信講座にしようか? 予備校に通おうか?」 といった迷いが生じることがあるのではないでしょうか?

一発で合格したいという方には悩みどころです。

法律の勉強の初学者で絶対に一発合格したいのならば通信講座や予備校です。

そういうことにこだわることなく数年かけて合格したいという方は独学でも問題ありません。

勉強さえ継続していけばいずれかは合格できる初心者向けの試験です。

どう考えるかは自分次第です。

通信講座や予備校で勉強したい方

一発合格したいという方にはやはり通信講座や予備校が最善の選択です。

なぜなら、合格するために講師が指導やアドバイスをしてくれるので安心して勉強を継続することができるからです。

独学するよりも費用はかかります。

しかし、一発合格の可能性も独学より断然高いのです。

一刻も早く行政書士になりたい方には通信講座や予備校に勝るものはありません。
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合格すると役に立つの?

行政書士試験に合格しても開業希望でない方は役に立たない資格です。

行政書士の資格は就職しようと思っている方にはほとんど役に立ちません。

宅建の資格の方が就職には役に立ちます。

しかし、勉強をした努力は認められて行政書士とは全く関係のない仕事に就職できる可能性は秘めています。

逆に開業希望の方は営業努力次第でお金を稼ぐこともでき、役に立つ資格になります。

つまり、行政書士の資格は自分自身の考え方で役に立つか否か決まる資格なのです。

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