ADSLモデムの無線LAN通信速度からAIR、光に乗り換える必要あり！

ADSLの具体的な通信速度（無線LAN接続）を計測

ADSLモデムに無線LAN接続をすると通信速度が遅くなると感じている方いらっしゃいませんか？

無線LAN親機をADSLモデムに接続して通信をするための中継地点を設けるので無線LAN接続は有線LAN接続よりも通信速度が遅くなるのではないかと通常は予測してしまいます。

しかし、実際に無線LAN接続を使用していて有線LAN接続と感覚的に通信速度に差はないと感じたのでYahoo! BB ADSL Speed Checkerで計測を試みました。

計測はADSLモデムから普段のパソコン（1台）使用場所まで、距離は約1ｍで、扉越し(襖越しで、開け閉めするために有線LAN接続し難い）・無線LAN接続の本体はバッファロー製の無線LAN親機WHR-1166DHPという条件です。

5回計測して結果は、有線LAN接続・無線LAN接続（配線なし）いずれも通信速度に差はありません。

結論としては、（有線LAN接続では配線を使用するので）近距離に物理的障害物（襖・ドア等）がある場合には配線なしの無線LAN接続がとても有効な方法だと認識できます。

それに加えて、無線LAN接続に必要なバッファロー製の無線LAN親機WHR-1166DHP（後継品WHR-1166DHP4）が優秀だという証明にもなります。

今回の実験は無線LAN親機からパソコンまでの距離は１m程度だったので、距離が遠ざかれば遠ざかるほど無線LAN接続の通信速度は遅くなる可能性が高いかと思います。

ADSLでの実際の動画視聴の速度は遅い？

私は、Yahoo! BB ADSLの50Mで契約しているのですが、実効速度は下り平均1Mbpsで50Mには程遠い通信速度です。

つまり、ADSLの最大の欠点と言えば動画の視聴です。

具体的にyoutubeの動画の視聴はほとんど影響ありませんが、高画質の動画の視聴は再生するまでに時間がかかったり、再生途中で読み込みのため中断したりと高画質の動画の視聴には対応できていないのです。

しかも、youtubeの動画を視聴している最中に固定電話の着信音が鳴り始めると通信が切断され動画視聴ができなくなるという不都合も度々発生します。

高画質の動画を視聴するのに重要なのは下りの通信速度で、快適に視聴するには下り平均5Mbps程度、最低でも平均3Mbps程度です。

下り平均1Mbps程度では快適に視聴できるはずがありません。

自宅からNTT収容局までの線路距離（電話回線の長さ）が約3.2KmのADSLの範囲では当然のことです。

やはり、ADSLは電話回線を利用しているので線路距離は実効速度に多大な関連性があり、自宅からNTT収容局により近距離でないと利用する価値は高画質の動画に関しては「価値無し」に相当します。

そういう方には工事不要！【SoftBank Air】又はフレッツ光より安い！【SoftBank 光】がよろしいかと思います。

しかし、ADSLは電話線をそのまま利用でき、「ADSLの方は高い周波数帯」・「固定電話の方は低い周波数帯」と周波数帯の差を利用しているので、同時に通話とインターネットを利用できるという利点があります。

しかも料金もお手頃なので高画質の動画の視聴及びダウンロードの時間を我慢すれば、画像及び文字はADSLでもまったく支障はありません。

重要なことは、ADSLの料金の安さを考慮する前に自宅からNTT収容局までの線路距離を考慮することです。

Yahoo! BB ADSL 料金

Yahoo! BB ADSLには通常プランとバリュープランがあります。

もちろん、通常プランからバリュープランへの変更は可能です。

私の場合はいつでも解約しやすいようにYahoo! BB ADSL 50M通常プランで契約しています（下の図の黄緑の塗りつぶしの部分）。

Yahoo! BB ADSL 50M 「3,935円×消費税8％（314円小数点以下切り捨て）＝4,249円（税込）」

内訳は、「回線使用料（178円）＋プロバイダー料（1,393円）＋50M基本料（1,609円）＋通信機器レンタル費用（モデム機器費用）50M（1,069円）＝4,249円（税込）」です。

上記料金の他に、標準工事費（月額80円を60回払いで4,800円（税抜））、BBフォンの通話料、ユニバーサルサービス料、NTT加入電話の通常料金（通常タイプのみ）が必要です。

Yahoo! BB ADSLの実際の料金(価格）

ADSL希望の方に私が支払っている実際の料金を掲載したいと思います。

実際の月額料金（通常プラン）は下の画像の通りです。


(上記の画像に関してSnipping Toolを使用していますので多少お見苦しい部分があります)

超高速インターネット（Soft Bank 光）

快適な環境を望むのであればADSLより【SoftBank 光】（光回線）の方が格段に通信速度が速くなります。

Soft Bank 光の通信速度はフレッツ光と同品質で下り最大1Gbpsで、実効速度は最悪でも下り100Mbps程度、人の感覚でもADSLのように速度が遅く感じるというストレスはありません。

お手軽な安さであれば確かに、光回線よりADSLです。

しかし、極僅かの月額料金の支払いを増やすだけで光回線で通信することができます。

動画視聴が不可欠になってきている現代では光回線を使用した方が便利です。

また、「Yahoo! BB ADSL（固定電話あり）」及び「フレッツ光」に共通する理解しにくいところは料金支払先が複雑なことではないでしょうか？

その「Yahoo! BB ADSL（固定電話あり）」及び「フレッツ光」から「Soft Bank 光」に変更することで料金支払先が同じになり、管理しやすくなります。

フレッツ光より安い！【SoftBank 光】回線をご検討してみてはいかがでしょうか？

置くだけで高速インターネット（Soft Bank Air）

他に、簡単手軽に高速インターネットが楽しめることが可能になる「SoftBank Air」という優れものが登場しています。

光回線より通信速度は遅いのですが、そういうことを感じさせることのない通信速度です。

WiFi装備でスマートフォンにも対応し、コンセントを差すのみで届いたその日に使用できて、工事不要、容量制限が課されていないのでゆったりと快適にインターネットを楽しむことができます。

通信速度はADSLより何十倍も速く動画もイライラすることなく視聴できて大変お薦めです。

しかし、理論上の計算をしただけで、実際の実効速度は最低でも下り40Mbps～60Mbpsなので心配はありません。

問題は、アクセスが集中する時間帯に通信速度が途切れるか否かではないでしょうか？

その疑問は、地域によって使用環境が違ってきます。

まずはSoftBank Airのホームページで詳しい情報が掲載されていますのでお調べいただくとよろしいかと思います。

インターネット回線設置時の料金に関する注意点

インターネット回線業者（プロバイダを含む）と契約する時の一番の注意点は、月額料金（実際に支払う月額料金）の確認です。

どこの業者もインターネット回線を利用するための月額料金は、簡単な料金体系を目立つように掲載しています。

契約内容によって多少違ってくるので詳細な料金は掲載していないと思ってください。

基本的なオンラインショップ等の宣伝活動はどの業者でもほとんど変わりません。

自分で「基本料金等はこれくらいなんだ？」と思っている程度で結構だと思います。

しかし、基本料金の他に、開通工事費、事務手数料等が最低限かかることは考慮に入れてください。

安く見せるためにはインターネット回線業者側に立つとやむを得ないことなのですが、契約する時は「総額（プロバイダ料金を含み）でいくら月額料金（税込）を払えばよいのか？」と販売スタッフに質問して言質（後で証拠となるような言葉）を引き出してください。

そうすれば、必要以上の月額料金を払う必要はなくなります。

また、インターネットで契約しようとする方も、販売スタッフとの無料チャットができるインターネット回線業者（例　ソフトバンク）も多数ございますので無料チャットを利用して総額で払う月額料金（税込）の言質を引き出してください。

そして、契約する上で忘れてはならないのが、インターネット回線契約（例　代理店での40,000円キャッシュバックキャンペーン時）をするとオプションサービスが一緒に付いてくる場合もあります。

契約後、不要なオプションサービスを販売スタッフに外してもらうように依頼するか、自分自身で不要なオプションサービスを外すようにしてください。

くれぐれもADSL・光・AIRのキャンペーン時には、オプションサービスに注意して、忘れずに不要なオプションサービスは外すように心がけましょう。

不要なオプションサービスを外さないと自分が想定していた料金より高くなります。

以上の点に、注意すれば想定内の料金に収まり満足のいく料金になります。

契約の狙い目は、キャンペーンで開通工事費0円や割引サービスが実施されている時です。

ソフトバンク（【SoftBank 光】【SoftBank Air】）は頻繁にキャンペーンを実施していますのでその時が契約するチャンスです。

ADSL・光回線（光通信）の性能を向上に役立つ無線LAN親機（バッファロー）

無線LAN親機、ADSLモデムが埃だらけになっていたので掃除してる途中に並べた写真です。

掃除するのは手間がかかるのですが、埃だらけだと火災の原因になるので久しぶりに掃除しました。

無線LAN親機やADSLモデムの埃を取り除きたい方は、パソコン専用の叩きを使う方が機器に傷が付くことなく安心です。

【在庫目安：お取り寄せ】ELECOM KBR-013BU クリーニングブラシ/ 回転タイプ/ 2種類の毛/ ブルー

叩きは、テレビ、電話器等の電化製品にも使えるので便利です。

話しは逸れましたが、左の写真のようなバッファロー製の無線LAN親機とADSLモデムとの接続はとても簡単です。

そして、バッファローの無線LAN親機はWiFiにも対応していてスマートフォンを所持している方は、その無線LAN親機を利用するとデータ通信量が無料になりお得です。

なので、ADSLモデムに無線LAN接続をしたい場合は、バッファローの「無線LAN親機を購入」した方がお得だと思います。

しかし、ADSLモデム（Yahoo! BB ADSLとの契約の場合）に無線LAN接続をしたい場合、「Yahoo! BBの無線LANカード（月額料金1,069円税込）レンタル」と「無線LAN親機を購入」どちらがお得なのか迷われる方もいらっしゃると思います。

その方々のために参考にしていただきたいのですが、家の近くの電話線に落雷が頻繁に発生し、無線LANが故障する危険性が高い場合はレンタルの方がお得です。

なぜなら、無線LAN親機を購入した場合、故障の原因にかかわらず自腹で再度購入しなければいけませんが、レンタルの場合は故意、過失なく、外傷が故障の原因でなければ無料で交換可能だからです。

しかし、自宅でインターネット使用している途中で雷が鳴り始めたら、すばやく電源を切りコンセントからプラグ（配線）を抜ける環境にある方や落雷対策がされていて心配がない環境の方は、無線LAN親機の購入が安価なのでお得です。

以上のことを考慮して無線LAN親機の購入をご検討した方が良いと思います。

ちなみに、私が使用しているのはWHR-1166DHPで販売終了していますが、後継品WHR-1166DHP4は販売しております。

また、ADSLモデムに無線LAN親機を設置した場合の通信速度に関しての記事を投稿していますが、もちろん光回線でも無線LAN親機を使用することができます。